お知らせ

― 描く。つくる。学ぶ。市内中学生の職場体験を実施しました! ―

2025/10/24

これまでに累計10,000棟以上の住宅設計を手掛けてきた設計事務所、

SCaD株式会社(本社:東京都立川市栄町、CEO兼代表取締役 須﨑 英和)は、立川市に拠点をおき、

建築を通じて地域とつながる活動を続けています。

昨年度より立川市内中学校の職場体験受け入れを行っており、今年もその一環として、

2025年10月1日(水)、10月2日(木)の2日間、立川市立立川第二中学校生徒二名を迎え、

設計事務所での職場体験を実施しました。

では、中学生のみなさんにはどんな体験をしてもらったのでしょうか?

今回のプログラムでは、「描く・つくる・考える」をテーマに、建築設計の世界を体感していただきました。

1日目は、まず「設計事務所とはどんな仕事をしているのか?」という話からスタート。

設計事務所にも多様な分野や役割があることを学んでいただいたあと、

実際に当社で行っている仕事内容について紹介し、社内を見学。

実際に働く社員の姿や仕事の流れを間近で見てもらいました。

 

そしていよいよ実務体験へ。テーマは「自分の家」。

手描きで間取り図を作成し、その図面をもとにCADを使って平面図を仕上げます。

さらに、パース(立体イメージ)の立ち上げから仕上げまでの過程にも挑戦。

最初は緊張した様子も見られましたが、初めて自分で立ち上げたパースを見た瞬間、

夢中で作業に取り組む姿が印象的でした。

 

2日目は、前日に作成したCADデータをもとに模型づくりに挑戦。

図面の線が立体となり、自分の手の中で”家”として形づくられていく体験に、

真剣な表情で取り組んでいました。

自分の手を動かしながら、頭の中のイメージが少しずつ”かたち”になっていく過程を通して

面白さを感じてもらえたように思います。

2日間という短い期間でしたが、アイデアが形になっていくプロセスの中で、

ものづくりの面白さを実感してもらえたのではないでしょうか。

生徒達の真剣に取り組む姿や、ものづくりに向き合うまなざしに、

私たち自身も多くの刺激と学びをいただきました。

今後もこのような取り組みを通じて、建築や設計の世界に興味をもつきっかけをつくりながら、

建築を通じた学びと出会いの場を広げていきたいと考えています。